先週までのロード5連戦で、ユタ・ジャズは1勝4敗と負けが込んでいたが、センターのルディ・ゴベアは試合後にロッカールームを出た後には笑顔になっていた。 ミルウォーキーでの試合後、ゴベアは地元の10人以上の子供たちとミート・アンド・グリートをした。その子供たちは、ゴベアが寄付をしたミルウォーキーのコミュニティー・センターの子供たちだった。 試合後に子供たちと交流することについて、ゴベアは「あらゆる面で、とても意味のあることだ。試合に負けても、試合に勝っても、自分の調子が悪くても、試合後に子供たちと交流して、彼らに良い影響を与えることができたら、『人生にはバスケットボールよりも大切なことがある』と改めて気付かされるんだ。自分が悪いプレイをして試合に負けたら、自分に腹が立つ。でも、試合後に子供たちが待ってくれていると思ったら、幸せな気持ちになれるんだ」と語っている。 感謝祭のシーズンは、ジャズのチームメイトたちにとっても忙しい時期だ。先週、フォワードのジョージ・ニアンはソルトレイクシティのYWCAを訪れてギフトカードや、ジャズのグッズやシューズを配った。また、ガードのダンテ・エクサムは、the Road Home and Volunteers of America-Utahと共同して毎年行っているチャリティー行事の一貫で、80着の女性用コート、ポットとフライパン、食器一式といった品々を施設に届けた。the Road Home and Volunteers of America-Utahは、ホームレスや、新しい家で生活を始めようとする人々を支援する機関だ。 毎年こういった慈善活動をしていることや、自らボランティア活動に参加することの意味について、エクサムは「住む家が無い人々や、安全な場所を持たない人々を無くすことは重要なことだ。実際にボランティア活動に参加することで、困っている人々の実情を知ることができる。この機関で働く人々も、人助けのために毎年一生懸命ボランティアをしている。この場に来て、彼らの活動を目の当たりにするのは、素晴らしいことだ。来年以降も、このボランティア活動には必ず参加しようと思っている」とコメントしている。 ゴベアは、Rudy's Kids Foundationを設立するなど、子供たちへの支援に熱心に取り組んでいる。彼は、ロード5連戦の間も、各地で子供たちへの寄付や触れ合いを行っていた。そして、長いロードの連戦を終えてソルトレイクシティに戻ると、彼はすぐにNeighborhood Houseに向かい、子供たちにクリスマスのプレゼントを配った。 「ユタや、母国のフランスだけでなく、色々な場所でこういった活動をしたいと思っている。俺は、多くの場所で、多くの人々を手助けしたいんだ。世の中には、認知度が低くてあまりサポートを受けられていないけれど、大きな意味を持つチャリティーがたくさん存在している。俺は、子供たちだけでなく、そういったチャリティー活動をしている人々の認知度も高めて、彼らをサポートしたいんだ。だから、それがどこの街の子供たちで、どこのチャリティーであるかは関係ないんだ」