ダラス・マーベリックスの万能型スター選手のルカ・ドンチッチが19試合連続で「20得点以上、5リバウンド以上、5アシスト以上」を記録し、マイケル・ジョーダンの記録を抜いて、NBAとABA(アメリカン・バスケットボール・アソシエーション)が統合した1976年以降での最長記録を作った。 現地12月7日のニューオリンズ・ペリカンズ戦でジョーダンの記録に並んだドンチッチは、翌8日のサクラメント・キングス戦でも27得点、7リバウンド、8アシストを記録して、あっさりと記録を塗り替えた。 1976年以降で「20得点以上、5リバウンド以上、5アシスト以上」という数字を15試合以上連続で記録したのは、ドンチッチ、ジョーダン、ラッセル・ウェストブルック、レブロン・ジェームズの4人しかいない。 バスケットボールの歴史上で最長の記録は、オスカー・ロバートソンが達成した29試合連続だ。 今シーズン、20歳のドンチッチは2年目のジンクスを感じさせない活躍を見せており、マーベリックスをウェスタン・カンファレンスの2位に押し上げて、MVP候補の1人にまで挙がっている。 開幕から22試合を消化した段階で、ドンチッチは1試合平均30.1得点、10リバウンド、9.2アシストを記録中だ。 1976年以降の「20得点以上、5リバウンド以上、5アシスト以上」の連続試合記録は以下の通り。(日付は現地時間) 選手 / 連続試合数 / 記録が始まった日 / 記録が終わった日 ルカ・ドンチッチ / 19試合連続 / 2019年11月1日 / 継続中 マイケル・ジョーダン / 18試合連続 / 1989年3月13日 / 1989年4月14日 ラッセル・ウェストブルック / 17試合連続 / 2015年2月9日 / 2015年3月20日 ラッセル・ウェストブルック / 16試合連続 / 2017年12月15日 / 2018年1月13日 レブロン・ジェームズ / 15試合連続 / 2018年2月25日 / 2018年3月25日