現地12月4日に行われたダラス・マーベリックス対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦で、マーベリックスのドワイト・パウエルが左腕を打撲した。 この試合で、パウエルは9本全てのフィールドゴールを成功させてキャリアベストの24得点を記録していたが、第4Q(クォーター)残り4分47秒に、ゴールに向かってドライブしてきたウルブズのアンドリュー・ウィギンズと、チームメイトのクリスタプス・ポルジンギスの体の間に挟まれる形で、左腕を負傷した。その直後、パウエルは左腕を抱えて痛みをあらわにし、そのままロッカールームに下がってX線検査を受けた。 試合後、パウエルはX線検査の結果が陰性だったことを取材陣に明かしている。 「本当に変な状況だったよ。まるで、回転ドアに腕を挟まれたような感覚だった。だが、俺は大丈夫だ。怪我をした直後は痛かったけれどね。でも、幸運なことに骨折はしていなかった」 直近の2試合でシュートを12本連続で成功させていたパウエルは、ここ最近の3試合で1試合平均15.3得点、6.7リバウンド、フィールドゴール23本中18本成功という大活躍を見せている。 この日も、パウエルは持ち前のエナジーあふれるプレイで、ウルブズのカール・アンソニー・タウンズに対して素晴らしいディフェンスをしていた。 パウエルの怪我の状況とチームへの貢献度について、リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は「パウエルの怪我は左腕の打撲だったという報告を受けている。明日と明後日は、怪我の様子を見ることになるだろう。パウエルは非常に大きな役割を担う選手だ。活躍ぶりは、彼の素晴らしいスタッツを見ても明らかだ。今日の試合でも、タウンズのオフェンスを止めるために泥臭い仕事をしてくれた。彼は本当に素晴らしい選手だ」と語っている。 試合は、マーベリックスが121-114で勝利して見事4連勝を飾った。マーベリックスは直近の10試合で9勝をあげている。