現地12月4日に行われたダラス・マーベリックス戦で、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンドリュー・ウィギンズが通算3ポイントシュート成功数の球団記録を更新した。 この日の試合で3本の3ポイントシュートを決めたウィギンズは、キャリア通算の3ポイントシュート成功数を468本とし、アンソニー・ピーラーの記録を抜いてウルブズの球団歴代1位の座に到達した。 ピーラーは、ウルブズでプレイした6シーズン(1997年から2003年)の間に379試合に出場して、465本の3ポイントシュートを決めていた。一方、2014年にドラフトされたウィギンズは417試合で今回の記録を樹立している。 2019-20シーズン以降、ウィギンズは3ポイントシュートにかなり力を入れている。今シーズンは1試合平均2.3本の3ポイントシュートを成功させているが、これは昨シーズンよりも0.7本多い。また、今シーズンの3ポイントシュート成功率は34.3%は、昨シーズンよりも1%高い数字である。 しかし、そんなウィギンズの記録をカール・アンソニー・タウンズが猛追している。現在、タウンズはNBAデビューから僅か340試合でキャリア通算457本の3ポイントシュートを決めているのだ。しかも、タウンズは今シーズンに入ってキャリアハイの1試合平均3.8本というハイペースで3ポイントシュートを量産している。これは、ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)に次ぐ今季リーグ2位の記録だ。 ウルブズの通算3ポイントシュート成功数の歴代トップ5には、上記の3人の他にケビン・ラブ(440本)とウォーリー・ザービアック(343本)がランクインしている。