現地2日、フェニックス・サンズが敵地でシャーロット・ホーネッツと対戦。ケリー・ウーブレイJrの活躍により、残り1分から7点差をひっくり返し109対104で勝利した。これでサンズは連敗を3で止め今シーズン9勝10敗としている。 試合は前半を終えサンズが20点の大量リードを奪うが、第3クォーターに入るとホーネッツが反撃を開始。このクォーターで34対21と圧倒して点差を縮める。これで勢いに乗ったホーネッツは、第4クォーター残り8分半には86対84と逆転に成功する。 ここからこう着状態となるが、ホーネッツは本日22得点のマービン・ウィリアムズの奮闘などによって突き放しにかかる。そして残り1分11秒にはディボンテ・グラハムのフリースローで104対97とリードを広げる。 勝負ありだと思われたが、サンズが猛攻を見せる。残り1分にフランク・カミンスキーがレイアップを沈めてバスケットカウント。このフリースローは外すが、オフェンスリバウンドを取ってウーブレイJrが3ポイントシュートを決める。そしてウーブレイJrは、直後の守りでブロックすると、残り19秒にも3ポイントを決めサンズが土壇場で試合をひっくり返す。さらに残り15秒にはホーネッツは不用意なパスミスによってターンオーバー。これによるファウルゲームで得たフリースローをリッキー・ルビオがしっかり2本連続成功で突き放し、見事な逆転勝利を挙げた。 勝利の立役者となったウーブレイJrだが、残り1分からの連続成功の前は3ポイントシュート7本全て失敗していた。それでも積極性を失わずに打ち続けたことで、ここ一番の活躍につながった。この試合、サンズはウーブレイJrとデビン・ブッカーがともに23得点、ルビオが9得点、13アシスト、4スティールを挙げている。