プロ10年目のヘイワードは開幕8試合で平均18.9得点、7.1リバウンド、4.1アシストを記録していたが、11月9日のサンアントニオ・スパーズ戦で左手を骨折。2日後に手術を受けた。 ヘイワードと言えば、セルティック移籍1年目の2017-18シーズン開幕戦で左足首を骨折してシーズンを棒に振ったのは記憶に新しい。厳しいリハビリを乗り越え、昨季スーパーサブとして復活したなかで今季再びハプニングに見舞われたが、12月1日のニューヨーク・ニックス戦の遠征に同行し、練習の一部に参加している。 「彼が動き回っているのを見れるのはいいことだ」と話すブラッド・スティーブンスHC(ヘッドコーチ)によれば、ヘイワードはコートを駆け回り、接触なしのメニューに参加することが認められた段階だという。 当初の発表では、復帰まで約6週間。1カ月足らずでチームに合流しており、ヘイワードも「予定より順調に進んでいる気がする」と語る。ただ、早期復帰に向けて日々を過ごしているとはいえ、試合出場に関してはまだ目途は立っていないようだ。 「怪我について正確にタイムラインのことを話すのは難しい。ただ感じは良いし、最も大事なのでこのままのペースを保つことだ」 スティーブンスHCは、現地12月2日にヘイワードが医師とミーティングし、「回復のプロセスを見て、次の評価を下す」ことを明かしている。 チームは新加入のケンバ・ウォーカー、ジェイソン・テイタムの“平均20得点コンビ”を中心に、カンファレンス4位(13勝5敗/現地11月30日現在)と好調を維持。ヘイワードが戦列に復帰すれば、首位を走るミルウォーキー・バックスや王者トロント・ラプターズに肉薄することになりそうだ。