今季からフェニックス・サンズに加入したリッキー・ルビオは、卓越したゲームメイクとパスセンスでデビン・ブッカーら若手を操り、過去3年連続でカンファレンス最下位に沈んでいるチームに大きな変化をもたらしている。 今年中国で開催されたワールドカップで母国スペインを優勝に導き、大会MVPに輝くなどその実力は折り紙付き。「太陽の谷」の愛称を持つフェニックスでの生活はまだ数カ月だが、早くもコート上だけでなく、街のコミュニティにも大きな影響を与えている。 ここではルビオについて知っておくべき6つのことを紹介しよう。 1.)瞑想 ルビオの一日は、毎朝10分間瞑想してから始まる。それにより一日の残りの時間で、自分の気持ちをより把握し、感情を表に出すことができているという。 2.)コーヒー ルビオがフェニックスで暮らすうえでお気に入りの一つが、天気のいい日に外でコーヒーを楽しむことだ。これまで所属してきたミネソタとユタは寒い気候だったからなおさらだろう。 3.)母 今年、ルビオは2016年に母親を肺ガンで亡くしていたことを明かした。怪我で苦しんだ時期も支えてくれた母親は、ルビオにとっては人生の大半を占める大きな存在だった。困難な時を過ごしている人々のためになればと、自身のバックグラウンドを公表している。 4.)一カ月・一主義 ルビオは2年前に財団「Ricky Rubio Foundation」を創設。彼が取り組んでいる一つが、「一カ月・一主義」だ。彼は毎月一つの組織を選び、ゲームのゲストに招待している。全員がグッズを受け取り、試合後にはルビオと会える。 5.)おだんごヘアとあごヒゲ おだんごヘアとあごヒゲはルビオのトレードマークになった。しかし、髪の毛とヒゲのケアはシンプルだ。髪の毛は週に2回程度しか洗わず、ヒゲは専用オイルを使わない。あごヒゲのヒントとオイルトリートメントに関しては、同僚のアーロン・ベインズにアドバイスを求めることを勧めている。 6.)マッケンチーズは無理 マッケンチーズ(マカロニ&チーズ)を食べられるか尋ねられた時、ルビオは安いパスタに難色を示した。今後は、あまり安すぎないものに限ってはトライしてみる可能性があると明かしている。