サクラメント・キングスが、イマジネーション・パーク・テクノロジーズ社とパートナーシップ契約を結び、「Sacramento Kings + Golden 1 Center」アプリにAR技術を導入することを発表した。 この新技術により、ファンはキングスのホーム・ゲームの最中にAR技術を使った新たな体験をすることが可能になる。 キングスの技術部門のチーフを務めるライアン・モントーヤ氏は「イマジネーション・パーク・テクノロジーズ社の革新的なチームと共同して、ファンに新たな体験を提供できることを嬉しく思っている」とコメントしている。 2020年初頭より、キングスのファンは「Sacramento Kings + Golden 1 Center」アプリを使って、アリーナ内でAR技術を使った宝探しや、仮想技術を使った選手との記念写真といった様々な体験をすることが可能になる。 キングスは、他のNBAチームに先駆けて2014年にビットコインを導入するなど、テクノロジーに非常に敏感なチームとして知られている。昨年も、キングスは全米の全てのプロスポーツ球団に先駆けてMiningForGoodというチャリティー・プログラムを導入している。 また、キングスは先月もBlockpartyとの共同による「Call the Shot」というゲーム予想アプリを発表している。こういったアプリを導入したNBA球団はキングスが初めてだ。キングスは、ゲーム予想アプリの分野でNBA球団の先頭を走っている。 キングスは、Fast Companyが選ぶ「最も革新的なスポーツ企業」、Sport Techieが選ぶ「2016年の最もテクノロジーに詳しい企業」、Sports Business Journalが選ぶ2017年の「最も優れた施設賞」といった賞を受賞している。