大器ウィギンズに“完全開花”の兆候

ミネソタ・ティンバーウルブズのアンドリュー・ウィギンズが6年目の今季、大きな飛躍の兆候を見せている。 2014年ドラフトで1巡目1位指名され、その高い潜在能力に大きな期待が寄せられてきたウィギンズ。2016-17シーズンには平均23.6得点を挙げたものの、課題のロングシュートは伸び悩み、一学年下のカール・アンソニー・タウンズにフランチャイズプレイヤーの座を譲る格好となっている。 近年トレードの噂が絶えないなかで迎えた勝負の6年目、ウィギンズは開幕7試合を終えてチーム2位の平均22.4得点、4.7リバウンド、2.3アシストをマーク。直近3試合は平均25.3得点、3.3アシスト、4.0リバウンド、1.33ブロック、3ポイントシュート成功率45.8%とハイクオリティーを見せている。 とりわけ顕著なのが、シュートセレクションの改善だ。ウィギンズは昨季、10フィート以上のシュートが全体の30.1%と決して得意ではないジャンパーに走りがちだったが、今季は20.5%に減少。逆に、3ポイントあるいは3フィート以内の占有率が57.6%と、インサイドと長距離砲を効果的に使っている。eFG%(エフェクティブ・フィールドゴールパーセンテージ)もキャリアハイの50.8%だ。 ウルブズのビートライターを務めるカイル・ラトケ記者は、「7試合とはいえウィギンズの成長が感じられる。これはウルブズがウィギンズに求めていたことだ」と評価している。 昨季はプレイオフ進出を逃したが、開幕7試合は4勝3敗と及第点のスタート。ウィギンズはタウンズとともに、チームを高みに導けるだろうか。

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