NBAがマブズ対レイカーズ戦の“誤審”を認定

NBAは、現地1日に行われたダラス・マーベリックスとロサンゼルス・レイカーズの一戦で、オーバータイム突入の同点3ポイントが決まる直前にファウルがあったことを認めた。 敵地でのマーベリックス戦に挑んだレイカーズは、リードを許す展開が続くも第4Q(クォーター)に追い上げ、100-103で残り6.4秒の局面を迎えた。エースのレブロン・ジェームズが左45度からドライブし、右コーナーで待ち構えるダニー・グリーンへパス。リーグ優勝経験2回を誇るシューターはこれを見事に沈めて同点に追いつき、延長戦に突入した試合は最終的にレイカーズが119-110で制した。 しかし、グリーンの同点3ポイントのシーンで“誤審”があったという。NBAは現地2日に第4Q残り2分の経過レポートを発表。残り3.5秒、ハワードはマーベリックスのセス・カリーをつかんで抱え、グリーンのジャンプショットへの対応を遅らせたとし、「不適切なノン・コール」だったとしている。 カリーはシュートが決まった後にファウルを主張していたが、認められなかった。ハワードのプレイがオフェンシブ・ファウルだったとすれば、グリーンの3ポイントはノーカウント扱いで、試合はマーベリックスのリードのまま終わっていた可能性が高い。 この判定による勝敗は、シーズン終盤に大きな意味を持ってくるかもしれない。

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