デュラント、ネッツ移籍の理由はグリーンとの確執

ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントは、今夏にゴールデンステイト・ウォリアーズを退団して新天地で4年契約を結んだ。電撃移籍に至った理由のひとつにドレイモンド・グリーンとの関係を挙げ、「嘘をつくつもりはない」と語っている。 デュラントは2016年、9シーズンを過ごしたオクラホマシティ・サンダーからウォリアーズへ移籍。2連覇を果たした2016-17シーズン、17-18シーズンにはファイナルMVPに輝くなど、ステフィン・カリー、クレイ・トンプトン、グリーンらとともに黄金時代を築いた。 しかし、昨年11月のクリッパーズ戦でデュラントとグリーンが試合中に口論。ロッカールームでも議論は続き、最終的にグリーンはチームから1試合の出場停止を言い渡された。 当時、デュラントは「グリーンとの関係が来シーズンの契約に影響を与える可能性はない」と話していたが、その後NBAファイナル第5戦で右足アキレス腱を断裂。FA交渉解禁日にネッツとのサイン&トレードが成立した。 グリーンとの関係について、デュラントは『ESPN』のスティーブン・A・スミス氏とのインタビューで「ドレイモンドは自分が不適切な行動をしたと分かっている。僕らはそれについて話し合ったし、周囲はみんな我々に早く関係を修復させようとした。一緒に勝ちたかった」と話しつつも、「だけど……間違いなく(それは要因の一つだった)。それについて嘘をつくつもりはない」と移籍決断のきっかけになったと明かした。 「スイッチ(転換)が必要だと感じただけさ。ショーン・リビングストンは引退した。アンドレ・イグダーラは歳を重ねた。僕らの契約はチームを押さえつけ、他のプレーヤーを獲得するための障害になっていた。ちょうど別れの時が来たんだ」 デュラントは今季中の復帰にこだわらず、リハビリを進める意向を示している。自身の決断が正しかったのかプレイで証明するのは来季になりそうだ。

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