ユタ・ジャズは、現地30日のロサンゼルス・クリッパーズ戦に110対96で勝利。この試合、最も目立ったのは3ポイントシュート5本を含む29得点を挙げたマイク・コンリーだった。 今オフに加入したコンリーは、開幕最初の4試合を5得点、13得点、12得点、1得点に終わり、4試合合計のFG成功数はわずか9本とスランプだった。それがクリッパーズ戦ではFG17本中11本成功と、これまでの合計を上回った。ようやくの本領発揮だが、コンリーは「こんな形でスタートしなければならなかったのは嫌だね。ただ、こうなることは分かっていたよ」とスランプをすぐに脱出できる自信はあった。 そして、自身の活躍に大きな盛り上がりを見せたホームアリーナの雰囲気に大きな感銘を受けている。「ここは独特で特別だ。まるで、俺のことをこれまでいた選手のように感じてくれている。俺の活躍を待ってくれていた。たくさんのエナジーが溢れているんだ」 ちなみにコンリーのスランプがすぐに終わると、ジャズの同僚たちは冷静にとらえていた。ボヤン・ボグダノビッチは「みんな、彼がどれだけよい選手か知っている。彼のシューティングについて心配していないよ」と語っている。 「今回がポシティブな部分のスタートであることを望んでいる」と締めくくったコンリーだが、チームメイトはそうなることに疑いを抱いていない。ドノバン・ミッチェルは言う。「彼は、今夜のような試合が増えていくだろうね。これは始まりだ」