ブレイザーズのリラード「アップダウンの激しい遠征だった」

ポートランド・トレイルブレイザーズは、現地30日のオクラホマシティ・サンダー戦に102対99で競り勝った。これでチームは、ホームでの開幕戦を落とした後、25日から行われたロード4試合で3勝を挙げ、今季3勝2敗と白星を先行させている。 サンダー戦でブレイザーズは勝ったとはいえ、シュート成功率は40%を下回り、ターンオーバーも20個近くと内容はよくなかった。エースのデイミアン・リアードは、次のように振り返る。 「シーズン序盤の遠征は全ての試合で多くのアップダウンがあった。第1クォーターで本当によいスタートをきったのに、第2クォーターは酷い内容になってしまう。その後で自分たちの状況を把握し、立て直す感じだった。ただ、シーズン序盤はそれぞれが自分の個性を見せることによって、チームとしてのアイデンティを探っている段階と考えることもできる」 そんなチーム状況にあっても、リラードの勝負強さは変わらない。サンダー戦も第4クォーター中盤、76対81とリードを許す中で3ポイントシュートを3本連続成功、さらにCJ・マッカラムの3ポイント成功を導くアシストを配給するなどチームをけん引。これでブレイザーズは19対8のランに成功し、試合の流れを引き寄せたことで勝利につながった。 テリー・ストッツHCもリラードの千両役者ぶりを称えている。「デイム(リラード)の3ポイントは大きかった。さらに彼がチームメイトを信頼してパスを出してくれたことで、最後にオフェンスは変われた。彼は試合のマネージメントがうまく、コントロールを失うことがない。第4クォーターで、彼の活躍が必要な時も分かっている」 この試合、23得点、13アシスト、7リバウンドのリラードは「接戦で両チームともターンオーバー、シュートミスがたくさんあった。また、多くの悪い内容のオフェンスで、ロースコアの酷い試合だった。そういう時は、最後の5分、6分で攻守の両方で、どちらがよいプレイをできるかだ」と締めくくっている。

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