2023年のNBAオールスター開催地がソルトレイクシティに決定

前回、ソルトレイクシティで開催されたNBAオールスター・ゲームでジョン・ストックトンとカール・マローンがMVPトロフィーを掲げてから30年ぶりに、NBAの祭典がユタに帰ってくる。 現地10月23日、ユタ・ジャズとNBAが共同で会見を開き、2023年のNBAオールスター・ゲームをソルトレイクシティで開催すると発表した。 ジャズの本拠地のビビント・スマート・ホーム・アリーナで会見を行ったNBAのアダム・シルバー・コミッショナーは、NBAオールスターが久々にソルトレイクシティで開催されることについて「伝統豊かなバスケットボール文化を持つソルトレイクシティは、大規模なスポーツイベントを開催するのに相応しい都市だ。私は、オールスターの開催地に名乗りを上げてくれたミラー一族とユタ・ジャズに感謝している。これからソルトレイクシティを訪れる人々は、この街が大きく成長したことに驚くだろう。この街を、多くの人々に知ってもらいたい」とコメントした。 1億2500万ドル（約135億円）をかけてアリーナを大規模リノベーションしたジャズは、2018年2月にオールスター開催地の入札をした。 ジャズのジム・オルソン新球団社長は「リノベーションを進めていく過程で、我々はこの街でオールスター・ウィークエンドを開催するべきだと思い立った。オールスターは、このアリーナのお披露目にはうってつけの機会だ」と語っている。 ジャズの上層部はNBAと密に連絡を取り合い、今回の発表に至った。オールスター・ウィークエンドは2023年の2月17日（現地時間）にビビント・スマート・ホーム・アリーナでスタートし、メインイベントのNBAオールスター・ゲームは同19日の日曜日に開催される予定だ。 NBAオールスター・ウィークエンド期間中に開催される各種イベントは、ソルトレイクシティのダウンタウン、ソルト・パレス・コンベンション・センター、そしてユタ大のキャンパスにあるハンツマン・センターなどを使って行われる見込みだ。