NBAインドゲームズでインディアナ・ペイサーズと試合をしたサクラメント・キングスが、アメリカ帰国後初のチーム練習を行った。 インドではペイサーズに2連敗を喫したキングスだが、彼らには残りのプレシーズンの日程でシーズン開幕に向けた最後の調整をするチャンスが残されている。 特に、インドでの2試合で露呈したディフェンスの悪さを修正するのが彼らの急務だろう。 チームのディフェンスの問題について、ルーク・ウォルトン・ヘッドコーチは「(ディフェンスは)我々がチーム全体として取り組まなければいけない課題だ。この課題について継続して取り組み、改善に向けた練習を積み重ねないといけない。選手たちもディフェンシブなチームにしたいと願っているし、彼らなら、それができるはずだ。時間はかかるだろうけれどね」と語っている。 2年目のマービン・バグリー三世も、チームメイト全員がディフェンスの改善に意欲を燃やしていることを明かしている。 「俺たちは簡単に得点できる能力を持っている。だから、オフェンスは問題では無いんだ。だが、相手の得点を抑えることができていないので、今後は毎試合安定したディフェンスができるようになる必要がある。それが俺たちの目標だ」 また、先発ポイントガードのディアロン・フォックスは「チームメイト全員がディフェンスの練習の重要性を理解している。インドでの2試合ではペイサーズに大量得点を許したし、ファールも多かった。それに、相手に簡単にドライブ・インされたし、オープンの3ポイントシュートもたくさん決められた。俺たちはディフェンスの基礎はできているので、今後はそれを更に改善していくことに努めたい」とコメントしている。 次の試合まであまり練習をする時間が無いキングスだが、現地10月10日に行われるフェニックス・サンズ戦でプレシーズン・ゲームの初勝利を目指している。