新人のアイザイア・ロビーが、マーベリックスのプライベート・ジェットに感激!

毎年、誰かが新しいことを体験する。 先日、プレシーズン・ゲーム期間に入って初の遠征をしたダラス・マーベリックスのルーキーたちは、チームが所有するプライベート・ジェットのボーイング757に初めて搭乗した。この飛行機の機内には何でも揃っているため、まるで『空飛ぶ家』のようだと言われている。さらに、今年は機内のカーペットや座席の装飾品が新調され、機内Wifiが高速になるなど、様々なアップグレードが行われたそうだ。 マーベリックスで4シーズン目を迎えるドリアン・フィニー・スミスは、このプライベート・ジェットについて「ルーキーの時はドギマギして、機内で自分の居場所を見つけられなかったぐらいだよ。だから、俺はいつも早い時間に空港に行って、どの席に誰が座るかを前もって確認していたんだ。この飛行機は、今までに経験したことがないぐらい素晴らしいんだ。だから、このチームにいる間に可能な限り堪能しておこうと思っている。少なくとも、今はまだNBA選手としてやっていけているので、しばらくの間はこの飛行機に乗れそうだね」と語っている。 今年のマーベリックスには5人のルーキーがいるが、その中の1人で今年のドラフト2巡目46位指名で入団したアイザイア・ロビーは、ルーキー当時のフィニー・スミスと同じような気持ちでプライベート・ジェットに乗ったそうだ。 ロビーは「本当に素晴らしい飛行機だったよ。故郷のネブラスカ州では、良い飛行機に乗ること自体がほとんど無かったけれど、この飛行機はそれらとは比べ物にならなかったよ。とにかく、機内では他の選手のシートに座らないように気をつけたよ」と、初搭乗の感想を語った。 最終的に、彼は普段ドワイト・パウエルが座っているシートに座ることになった。現在、パウエルは左ハムストリングを痛めているため遠征には帯同していないが、彼が復帰したら、ロビーは別のシートに移ることになるだろう。 フィニー・スミスは「ルーキーは、いつもあんな感じだ。みんな最初は自分のシートを探す。でも、すぐに機内のフード・カウンターに行って食事をするんだ」と、昔を振り返りながら語っているが、2年目のジェイレン・ブランソンは、今年のルーキーよりも特別な体験をしている。彼は、昨年のマーベリックスの中国遠征で、もっと大きな飛行機に乗っているのだ。 しかし、ブランソンは「あの飛行機は本当にスウィートだった。だが、チームのプライベート・ジェットも素晴らしい。この飛行機に乗れるなんて、普通の人はなかなか体験できないことだよ」と語っている。 ロビーは、現地10月8日に行われたオクラホマシティ・サンダーとのプレシーズン・ゲームで17分間プレイして2得点、6リバウンド、3アシスト、2ブロックを記録している。 ロビーについて、リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は「彼は積極的だ。彼は色々なことができる。若い選手たちは沢山ミスをするが、彼らはそこから学ぶことができる。我々はロビーを気に入っている。彼を46位指名でドラフトできたなんて、我々にとっては儲けものだ。だが、彼が一人前になるには、まだまだ時間がかかるだろう。彼は長距離のシュートを改善する必要があるし、NBAの試合のことを理解して先を読む能力を身につけないといけない」と語っている。

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