ケイシーHCが大黒柱グリフィンの“酷使回避”を明言

デトロイト・ピストンズのブレイク・グリフィンは、言うまでもなくチームのキーマンだ。ドゥエイン・ケイシーHC(ヘッドコーチ)は、プレーオフ1回戦で敗退した昨シーズンの“二の舞”を演じないためにも、エースの酷使を避ける方針を明かした。 グリフィンはプロ9年目の2017-18シーズン途中にロサンゼルス・クリッパーズからトレードで加入。在籍2年目の昨シーズンは、1試合50得点を叩き出すなど75試合に出場して平均24.5得点、7.5リバウンド、5.4アシストとオールラウンドな活躍を見せ、アンドレ・ドラモンドとの強力インサイドコンビでチームを3年ぶりのプレーオフへと導いた。 もっとも、平均出場時間35.0分は2015-16シーズン以降で最多だった影響もあり、終盤戦は左膝痛に苦しんだ。ミルウォーキー・バックスとのプレーオフ1回戦は第1~2戦を欠場。チームは2連敗を喫し、ホームでの第3戦から復帰したものの流れを変えられず、スウィープ負けで姿を消した。 オフに関節鏡視下の手術を受けた左膝は問題ないとグリフィンは力強く語っているが、ケイシーHCはエースを“馬”に例えて慎重な姿勢を見せている。 「私は何度も言ったが、昨シーズンは“安い馬”のような彼に乗ってしまった。そうしなかったら、プレーオフに進出できたとは思えない。なぜなら、彼は我々にとって特別な存在だからだ。ただ、他にも有能な選手をチームに加えたので酷使しないで済むことを願っている。具体的には言わないが、彼がダメージを受けないようにもっと賢く起用する必要がある」 ケイシーHCの手綱さばきでグリフィン活躍、そしてピストンズ躍進の大きなファクターになりそうだ。

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