ターナー社の元社長のデイビッド・レビー氏がネッツのCEOに就任

今オフに大掛かりなチーム改革に着手しているブルックリン・ネッツが、フロント・オフィスにデイビッド・レビー氏を迎え入れるようだ。 ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、ターナー社の元社長であるレビー氏はネッツのCEOに就任するそうだ。レビー氏の人事は、ジョセフ・ツァイ氏がネッツのマジョリティ・オーナーになることがNBAの運営委員会に認められ次第、正式に発表されるそうだ。 2013年に、NBA.comやNBA Digitalを運営するワーナー・メディアの社長に就任したレビー氏は、今年3月に同社を退社していた。彼はワーナー・メディアで33年近く働いた。 ミカイル・プロコロフ氏がチームやアリーナ(バークレイズ・センター)の所有権をツァイ氏に譲渡する手続きをしていることは、今年の8月中旬にネッツが認めている。ネッツによると、9月下旬に行われるNBAの運営委員会で認められ次第、この譲渡は正式に成立するそうだ。 中国のグローバル・インターネット会社「アリババ」の共同創業者であるツァイ氏は、昨年4月に10億ドル(約1,100億円)を投じてネッツの所有権の49%を取得した。この時の契約で、ツァイ氏は2021-22シーズンの開幕前までに13億5,000万ドル(約1,400億円)を追加で支払うことで、所有権のシェアをさらに増やすことが可能だった。今回の譲渡契約が成立すれば、ツァイ氏はプロコロフ氏の残り2シーズン分の所有権を全て買い取ることになる。 フォーブス誌は、ツァイ氏の総資産を93億ドル(約1兆円)と見積もっている。 プロコロフ氏は2010年にネッツのオーナーになった。2018年にツァイ氏が部分取得したネッツの所有権にはバークレイズ・センターの所有権は含まれていないため、アリーナは今後もプロコロフ氏の会社が所有することになる。しかし、ツァイ氏はバークレイズ・センターとナッソー・コロシアムの所有権も買収する交渉に入ったと、今年3月にNew York Postがリポートしていた。 チームのオーナーがアリーナのオーナーも兼任することをNBAが推奨しているため、今後どこかのタイミングでツァイ氏がバークレイズ・センターの所有権を買収するのは間違いないだろうと、New York Postは報じている。 今オフにケビン・デュラントとカイリー・アービングを獲得したネッツは、今後数年の間にイースタン・カンファレンスのトップチームになる可能性を秘めている。

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