グレッグ・ポポビッチHCが殿堂入りを拒否し続けた理由

史上最高のコーチの1人として知られるグレッグ・ポポビッチHC(サンアントニオ・スパーズ、W杯アメリカ代表チーム)は、スパーズを5度のNBA王者に導いたほか、年間最優秀コーチ賞を3度も受賞するなど数々の輝かしい実績を誇っている。ポポビッチHCの経歴に鑑みると、バスケットボールの発展に寄与した選手、コーチやレフェリーに与えられる称号である「ネイスミス・バスケットボール殿堂」にノミネートされることは確実だが、ポポビッチHCは殿堂入り審理を拒否し続けている。米国メディアBoston Globeのゲーリー・ウォッシュバーン記者は、その理由について以下の通り報じた。 「2020年の殿堂入りメンバーには、コービー・ブライアント、ティム・ダンカン、ケビン・ガーネット、グレッグ・ポポビッチHCがいる。ポポビッチHCは既に選ばれていてもおかしくないが、殿堂入り審理を拒否していた。実は彼は「ネイスミス・バスケットボール殿堂」に、ダンカンが殿堂入りの資格を得れば、審理を受け入れると伝えていた」 このように、ポポビッチHCは現役19年間を通してスパーズの主力として活躍し続けたダンカンと共に、殿堂入り選出を果たすことを切望しているようだ。ダンカンは、スパーズの歴史上最高の選手であり、ポポビッチHCの指揮の下、スパーズを5度のNBA王者に導いたほか、2度のレギュラーシーズンMVPや3度のファイナルMVPを受賞している。史上最高のPFとしても議論にあがるダンカンは、キャリアを通して平均19得点、10.8リバウンド、3.0アシスト、2.2ブロックという驚異的な数字を残し、2016年に引退している。 現役引退から3年が経ち、殿堂入りの資格を得たダンカンは、2020年の殿堂入りメンバーにノミネートされている。今季からスパーズでアシスタントコーチに就任したダンカンは、恩師であるポポビッチHCと共に来年の殿堂入りを果たすことが予想される。2000年代にリーグ屈指の選手であったコービー、ダンカン、ガーネットに加え、ダンカンのノミネートを待っていたポポビッチHCという豪華な面々がその名を連ねる来年の殿堂入り式典に注目だ。 スポヲタ:ビタラフ アドル

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