『忍者スタイル・ヘッドバンド』の着用がNBAによって禁止されたと、ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。 昨シーズン、ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)、ドリュー・ホリデー(ニューオリンズ・ペリカンズ)、モントレズ・ハレル(ロサンゼルス・クリッパーズ)、カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ジャレット・アレン(ブルックリン・ネッツ)ら数名の選手が『忍者スタイル・ヘッドバンド』を愛用していた。 NBAは、2018-19シーズン中は頭部に着用するアイテムの認証の審査をしなかったため、選手たちは自由に『忍者スタイル・ヘッドバンド』を着用することができた。しかし、これはNBAが「シーズン中にリーグが選手のアパレルについて介入することで、混乱が起きることを避けたかった」からだと、NBAのスポークスマンのマイク・バス氏は説明している。 NBAは、今年5月に各チームに「あのヘッドバンドはシーズンの公式ユニフォームには含まれない」と通達していた。 NBAの競技委員会は、現地9月9日にシカゴで行われる会合で、頭部のアパレルに関する話し合いもする予定だと、バス氏は語っている。 バス氏はESPNに送った声明文の中で「『忍者スタイル・ヘッドバンド』はリーグの認証を通らなかったため、NBAのユニフォームとして認められないことが決まった。ルール変更に先立って、各チームからは、ヘッドバンドの安全性、サイズや長さの規定、締め付け度合い等に関する懸念が寄せられていた。昨シーズン、複数の選手たちがあのヘッドバンドを着用し始めたが、我々はシーズン中に混乱を起こしたくなかったので何も規制はしなかった。しかし、我々は今年5月に『2019-20シーズンからはあのヘッドバンドは禁止されるだろう』と各チームに通達していた」とコメントしている。