アメリカ代表がオーストラリア代表に勝利、ケンバ・ウォーカーが23得点

現地8月22日にオーストラリア・メルボルンで行われたアメリカ代表とオーストラリア代表の親善試合は、102-86でアメリカ代表が勝利した。 試合会場となったマーベル・スタジアムの特設バスケットボール・コートは地面よりも1段高い場所に作られたため、アメリカ代表のグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)は「コートから落ちないように絶えず足元を気にしていた」とジョークを飛ばしていたが、ひとたび試合が始まれば、何も問題無くいつも通りの名将ぶりを発揮した。 この試合は、オーストラリアで行われたバスケットボールの試合で最多となる51218人もの観客を動員した。 アメリカ代表では、ケンバ・ウォーカー(ボストン・セルティックス)が23得点、マイルズ・ターナー(インディアナ・ペイサーズ)が15得点、14リバウンドという活躍を見せた。 試合後、ウォーカーは「俺はこのチームのリーダーの1人だから、チームにリズムを作ることが自分にとっての重要な役割だと思っている」と語った。 13得点を記録した先発ガードのドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)は「自分たちは、一緒にプレーし始めたばかり。前半の出足は悪かったが、第3クォーターに入ってディフェンスからリズムを掴めた」とコメントしている。 オーストラリア代表では、パティ・ミルズ(サンアントニオ・スパーズ)とクリス・ゴールディングがそれぞれ19得点を記録した。試合後、ミルズは大観衆を集めた試合について「素晴らしい機会だった。オーストラリアのバスケットボール界は、こういった機会を待ち望んでいた」とコメントしている。 アメリカ代表のステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)やレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、オーストラリア代表のベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers)といったスター選手が代表入りを辞退したことで、数名のファンがこの試合のチケットの払い戻しを要求したというリポートもある。しかし、ハーフタイムの直前にオーストラリア代表が6連続得点を決めて追い上げた際には、会場は大きな歓声に包まれた。 アメリカ代表は、2006年の世界選手権で銅メダルに終わって以降、メジャーな国際大会で78連勝を続けている。2006年以降、FIBAワールドカップで2度(2010年と2014年)、オリンピックで3度(2008年、2012年、2016年)、FIBAアメリカズ・トーナメントで1度(2007年)優勝している。

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