ドレイモンド・グリーン「ウォリアーズがプレイオフを逃すなんてありえない」

ゴールデンステイト・ウォリアーズのロスターは今オフ大きく様変わりした。特に、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツと契約)、デマーカス・カズンズ(ロサンゼルス・レイカーズと契約)、アンドレ・イグダーラ(メンフィス・グリズリーズにトレード)、ショーン・リビングストン(解雇)らがチームを去った影響は気になるところだ。 しかし、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、そうした変化があってもチームがプレイオフ進出を逃すことはないと考えているようだ。ESPNの『The Jump』に出演したグリーンは、レイチェル・ニコルズとの対談で以下のように語っている。 「俺たちがプレイオフに進出できないだろうと言われているのは知っている。そんなのはクレイジーな話だ。本当に失礼な話だよ。俺はアンダードッグとして這い上がるのが好きなんだ。俺たちがアンダードッグになるのは久々だ。だから、まずはアンダードッグの気持ちを取り戻さないといけない。ステフ(ステフィン・カリー)とクレイ(クレイ・トンプソン)もその気持ちを忘れているはずだ。俺の価値を低く見積もっている人々に感謝したい。彼らのおかげで、今の俺がある。彼らの言葉によって、俺は再び這い上がることができるんだから」。 昨季のNBAファイナルでトロント・ラプターズに敗北した後、グリーンは「誰もがウォリアーズの時代は終わったと考えているだろう。だが、それは賢明な意見ではない。俺たちはまだ終わっていないんだ。もちろん、いろいろと否定的なことを言われているのは知っている。だが、そんなことにはならない。俺たちは再び戻ってくる」とコメントしていた。 また、カリーも先月のインタビューで「チームには、俺、クレイ、ドレイモンドというコアメンバーに、新加入のディアンジェロ・ラッセル、そして野心あふれる若手選手たちが揃っている。ラインナップは大きく変わるが、優勝を目指すモチベーションとチャレンジ精神が俺たちをいつも突き動かしている」とコメントしている。 ウォリアーズは直近5シーズンで勝率77%という素晴らしい数字を残している(プレイオフを含む)。5シーズンで399勝というのは、他のどのチームより100勝以上も多い数字だ。その成績にグリーンが大きく貢献したことは言うまでもない。 彼はリーグでも屈指のディフェンダーだ。彼はオールNBAデフェンシブチームに5度選出されており、2016-17シーズンには最優秀守備選手賞にも輝いている。2015年、2017年、2018年のウォリアーズの優勝メンバーで残っているのは、グリーン、カリー、トンプソンの3人だけだ。 昨シーズン、グリーンは1試合平均7.4得点、7.3リバウンド、6.9アシストという成績を残した。得点、リバウンド、アシストの3部門全てでグリーンより良い数字を記録しているのは、レブロン・ジェームズ、ベン・シモンズ、ニコラ・ヨキッチ、ラッセル・ウェストブルックの4選手だけだ。

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