オールスター・フォワードのジミー・バトラーがマイアミ・ヒートでプレーしたがっていると、New York Timesのマーク・スタイン記者が報じている。 スタイン記者によると、先週バトラーがミネソタ・ティンバーウルブズにトレードを要求して以降、ヒートは彼の獲得に向けて熱心に動き続けているそうだ。だが、ヒート側の熱意とは裏腹に、ティンバーウルブズ側は彼らとの交渉を渋っていると、スタイン記者はリポートしている。 当初、ティンバーウルブズのトム・シボドー球団社長兼HC(ヘッドコーチ)はバトラーのトレード要求を受け入れておらず、彼らは直接会って今後について話し合う機会を設けたのだが、それでもバトラーの気持ちを変えることはできなかったと、ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者とThe Athleticのジョン・クローツィンスキー記者は報じている。 そのしばらく後、チームオーナーのグレン・タイラー氏が、早急にバトラーをトレードするようチームのフロントに支持したことが報じられた。 今のところ、ヒートは昨シーズンとほぼ変わらないロスターで2018-19シーズンを迎えることが予想されている。彼らは、昨シーズンはイースタン・カンファレンスの6位シード(44勝38敗)でプレーオフに進出したが、バトラーが加入すればイーストの上位に食い込むことも十分に考えられる。 ヒートがティンバーウルブズからバトラーを獲得するシナリオとして、ウォジナロウスキー記者は、フェニックス・サンズを絡めた三角トレードの可能性を示唆している。