ジャック・マッキニー氏が逝去

元NBAコーチのジャック・マッキニー氏が83歳で逝去した。 マッキニー氏は、殿堂入りコーチのジャック・ラムジー氏の後釜としてセント・ジョセフ大のヘッドコーチに就任し、コーチとしてのキャリアをスタートさせた。彼は1966年から1974年まで大学のコーチをした後、活躍の場をNBAに移し、ミルウォーキー・バックスやポートランド・トレイルブレイザーズでアシスタントコーチとして経験を積んだ。 1979-80シーズン、彼はロサンゼルス・レイカーズのヘッドコーチに就任し、当時まだ新人だったマジック・ジョンソンがいるチームを14試合指揮したが、自転車事故で脳に重大な負傷を負ったためシーズン途中での退任を余儀なくされた。そのシーズンに、レイカーズは、マッキニー氏に変わって指揮を執ることとなったポール・ウェストヘッドHC(ヘッドコーチ)の下で見事優勝を果たしている。 翌1980-81シーズン、マッキニー氏はインディアナ・ペイサーズのヘッドコーチとして復帰し、1984年まで同チームの指揮を執った。彼は、1981年にペイサーズを球団史上初のプレーオフ進出に導き、その年のNBAコーチ・オブ・ザ・イヤーも受賞している。 1984-85シーズン、カンザスシティー・キングスで9試合指揮を執った後、マッキニー氏はNBAコーチとしてのキャリアを引退した。彼のNBAコーチとしての通算成績は136勝215敗だ。

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