今日は何の日 〜エリオット・ペリーがサンアントニオに復帰〜

1994年7月19日、デトロイト・ピストンズがエリオット・ペリーをサンアントニオ・スパーズにトレードした。1989年のドラフトでサンアントニオに1巡目3位指名でドラフトされたエリオット・ペリーは、2000-01シーズンをスパーズの一員としてプレーした後に引退したため、サンアントニオ・スパーズのイメージが強いが、実は1993-94シーズンのみデトロイト・ピストンズでプレーしている。 1993年、デニス・ロッドマンとのトレードでデトロイトに加入したペリーだったが、デトロイトでは平均得点を前年より5点落とすなどふるわなかった。デトロイトはシーズン中にペリーをヒューストンにトレードしようと試みたが、健康診断をクリアできずトレードが不成立に終わった。ペリーは腎臓に病気を抱えていることが判明したのだ。結局シーズン終了後に再びサンアントニオにトレードされたペリーは、これ以降サンアントニオ一筋でキャリアを過ごすことになる。1999年に優勝を経験した後、腎臓の手術を決行。手術は無事成功し、ペリーは腎臓移植後に復帰した史上初のプレイヤーとなった。 2001年に引退したエリオットは、現在ではNBAやカレッジの解説を務めており、今でもその元気な姿をテレビで見ることができる。 ダブドリ編集長:大柴壮平

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