カール・アンソニー・タウンズがティンバーウルブズとスーパーMAX契約!!

オールスター選手のジミー・バトラーを放出することが濃厚になったミネソタ・ティンバーウルブズが、球団の将来を背負って立つ若手スター選手と大型契約を結ぶことを決めたようだ。 ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、2015年のNBAドラフト1巡目全体1位指名を受けたカール・アンソニー・タウンズが、ティンバーウルブズと5年1億9000万ドル(約210億円)の『スーパーMAX契約』で契約延長することに合意したようだ。また、この契約には15%のトレードキッカー(選手がトレードされた場合、その選手のサラリー額が上昇すること。増額分は元のチームが支払う)が含まれていると、The Athleticのジョン・クローツィンスキー記者が報じている。 タウンズは、ESPNを通じて以下のような声明を発表している。 「2015年6月25日、俺はドラフトされ、ミネソタ・ティンバーウルブズと契約を結んだ。2018年9月22日、俺はティンバーウルブズと再契約を結び、2015年の時と同じような興奮を感じている。俺をドラフトしてくれた故フリップ・サンダース氏の意志を受け継ぎ、彼が描いた勝利への夢を尊重することを、ファンとチームメイトに誓います。ティンバーウルブズのファンのためにプレーします。俺を信じてくれて、ありがとう。」 また、彼は自身のツイッターに『5 More』と題したハイライト・ビデオを投稿し、契約延長を宣言している。 若干22歳のタウンズは、プロ入り3年目の昨シーズン、2004年以来となるティンバーウルブズのプレーオフ進出に大きく貢献した。2017-18シーズン、彼は1試合平均21.3得点12.3リバウンド1.4ブロック、フィールドゴール成功率54.5%、スリーポイントシュート成功率42.1%という成績を残している。 だが、彼はヒューストン・ロケッツと対戦したプレーオフ・ファーストラウンドで大苦戦を強いられ、1試合平均15.3得点、フィールドゴール成功率46.7%、スリーポイントシュート成功率27.3%と大きく成績を落とした。それでもティンバーウルブズは、球団史上2番目の若さでNBAオールスター出場を果たしたタウンズに大きな期待を寄せている。(球団史上最年少は、1997年にNBAオールスターに出場したケビン・ガーネットの20歳。) 今回のタウンズの契約延長のニュースは、ジミー・バトラーがティンバーウルブズにトレード要求をしてから1週間も経たない間に発表された。タウンズと長期大型契約を結んだことで、彼らはバトラーを放出する準備を整えたと見られている。The Athleticのシャムス・シャラニア記者は、「ミネソタは、球団をあげてジミー・バトラーのトレードに動きはじめた」と報じている。 昨シーズン、バトラーは待望のベテランスター選手としてティンバーウルブズに入団すると、才能溢れる若手選手たちを牽引し、球団にとって14年ぶりとなるプレーオフ進出に大きく貢献した。しかし、彼がティンバーウルブズのユニフォームに袖を通したのは、64試合目のプレーオフ・ファーストラウンド第5戦が最後だったようだ。

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