ニューヨーク・ニックスがレジー・ブロックとマーカス・モリスとの契約に合意したことを発表した。チームの規約に則り契約の詳細は明かされていない。 ニックスのスコット・ペリーGM(ゼネラルマネージャー)は「レジーとマーカスは非常に多才でタフで、実績のある選手だ。我々は彼らの中距離シュートの能力やコート内外での強力な存在感を高く評価した。彼らをニューヨークの街に迎えられたことに興奮している。彼らはコーチ・フィズデールの指揮によって更に輝きを増すはずだ」とコメントしている。 ブロックは、昨シーズンはデトロイト・ピストンズとロサンゼルス・レイカーズで合計63試合に出場し(うち60試合に先発)、1試合平均29.8分間のプレーで平均11.3得点、2.7リバウンド、2アシスト、3ポイントシュート成功率37.7%を記録した。昨シーズン、彼は43試合で2本以上の3ポイントシュートを決めている(そのうち7試合では5本以上の3ポイントシュートを成功)。プロ入り最初の4シーズンの平均得点が3得点ほどだったブロックだが、直近の2シーズンは平均11.3得点を記録している。 2013年のNBAドラフト1巡目全体25位でロサンゼルス・クリッパーズに指名されたブロックは、6シーズンのキャリア通算で272試合に出場し(うち119試合に先発)、1試合平均19.3分間のプレーで平均6.8得点、2.1リバウンド、1.1アシスト、3ポイントシュート成功率39.2%を記録している。 モリスは、昨シーズンはボストン・セルティックスで75試合に出場し(うち53試合に先発)、1試合平均27.9分間のプレーで平均13.9得点、6.1リバウンド、1.5アシストを記録している。昨シーズン、彼は平均リバウンド数(6.1リバウンド)と3ポイントシュート成功数(146本)でキャリアハイの数字をマークしたほか、5シーズン連続で2桁得点を記録することにも成功した。彼は頑丈な選手としても有名で、8シーズンのNBAキャリアのうち6シーズンで75試合以上に出場している。 2011年のNBAドラフト1巡目全体14位でヒューストン・ロケッツに指名されたモリスは、ロケッツ、フェニックス・サンズ、デトロイト・ピストンズ、セルティックスでプレーした8シーズンのキャリア通算で545試合に出場し(うち292試合に先発)、1試合平均26.5分間のプレーで平均11.5得点、4.6リバウンド、1.5アシストという成績を残している。また、彼はプレイオフで32試合に出場し(うち12試合に先発)、1試合平均30分間のプレーで平均13.4得点、5.9リバウンド、1.3アシストを記録している。