ロサンゼルス・レイカーズに所属するレブロン・ジェームズの息子であるブロニー・ジェームズは、日本時間6月27日(現地26日)、28日(同27日)に行われるNBAドラフトでどこに指名されるか注目を集めている。6月14日(同13日)には、レイカーズの練習に参加したという。『ロサンゼルス・タイムズ』のダン・ウォイク記者が伝えた。 2023年7月、練習中に心停止を起こしたブロニーは治療によって回復。その後サザンカリフォルニア大学で25試合に出場して、平均4.8得点、2.8リバウンド、2.1アシストを記録した。 NBAでプレイするための医学的な許可が得られ、シカゴで行なわれたドラフト・コンバインに参加。父親のジェームズがプレイヤーオプションを破棄して無制限フリーエージェント(FA)になれる権利を持っており、ブロニーが指名されたチームに移籍するのでは、という憶測が後を絶たないなか、ブロニーはドラフト2巡目指名が有力だと見られている。 ウォイク記者が手にした情報では、ブロニーが6月14日にレイカーズの練習に参加したという。 「関係者によると、ブロニーの運動能力、守備力、シカゴで開催されたドラフト・コンバインでのシュート力はレイカーズの興味を引いている」 レイカーズは1巡目全体17位の指名権をブロニーに使う予定はないが、2巡目全体55位の指名権、もしくはトレードで2巡目全体40位指名権を手にしてブロニーを獲得することもできると予想している。 ウォイク記者はブロニーを「他の誰よりも注目に値するガード」と表現し、「レブロン・ジェームズがチームに残れば、親子のコンビで歴史に名を刻むことができるかもしれない」と展望していた。