日本時間5月7日(現地6日)、NBAは2023-24シーズンの最優秀新人賞にサンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマを選出したと発表した。フランス出身の選手が新人王に輝くのはリーグ史上初。また、スパーズで同賞を手にしたのは1989-90シーズンのデイビッド・ロビンソン、1997-98シーズンのティム・ダンカンに次ぐ球団史上3人目となる。 ウェンバンヤマは99人の投票者全員から1位票を獲得。2015-16シーズンのカール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)以来、史上6人目となる満場一致での受賞となった。 2023-24シーズン、ウェンバンヤマは平均21.4点、10.6リバウンドを記録。平均3.6ブロックはリーグトップだった。さらに、平均出場時間が30分未満(29.7分)で20点&10リバウンド&3ブロック以上、1シーズン1500点&700リバウンド&250アシスト&250ブロック&100本の3ポイントを記録したのは、いずれも史上初である。 全投票結果は以下の通り。名前の横、左から1位票数、2位票数、3位票数、合計得点。1位票は5点、2位票は3点、3位票は1点が加算される。 1位:ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)/99/0/0/495 2位:チェット・ホルムグレン(サンダー)/0/98/1/295 3位:ブランドン・ミラー(ホーネッツ)/0/1/83/86 4位:ハイメ・ハケスJr.(ヒート)/0/0/10/10 5位:ブランディン・ポジェムスキー(ウォリアーズ)/0/0/4/4 6位:デレック・ライブリー二世(マーベリックス)/0/0/1/1