英雄カーメロ・アンソニーが“ストップ・ザ・ナゲッツ”の候補にアンソニー・エドワーズを指名

昨季王者のデンバー・ナゲッツは今季ラスト1試合を残し、56勝25敗でプレイオフの上位シードが確定している。リーグ2連覇への期待が懸かるなか、フランチャイズOBでもあるカーメロ・アンソニーは、古巣を止める候補の1人にアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)を挙げている。 ナゲッツは今季、大黒柱のニコラ・ヨキッチが平均26.5得点、12.3リバウンド、9.0アシストとシーズンMVP級の働き。ジャマール・マレーが平均21.2得点、マイケル・ポーターJr.が平均16.8得点と続き、ラスト1試合を残した段階でオクラホマシティ・サンダー、ミネソタ・ティンバーウルブズと勝敗数(56勝25敗)で並んでいる。 ナゲッツの安定度は他チームも警戒するところで、日本時間4月11日(現地10日)にはナゲッツがウルブズとの上位対決と116-107で制した。そのなかで、ナゲッツOBである元NBA選手のカーメロ・アンソニーはポッドキャスト『The Right Time with Bomani Jones』で、ナゲッツを止められる選手の1人としてウルブズのエドワーズに期待を寄せた。 「俺はエドワーズが好きだ。大きなプレッシャーがかかるけど、デンバー・ナゲッツのような強豪に1人で挑んでみてほしい。彼は1人で全てを成し遂げることができる唯一の選手かもしれない」 エドワーズはNBA4年目の今季、平均26.1得点、5.4リバウンド、5.1アシストの成績を残し、2年連続でオールスター出場も果たしている22歳の有望株だ。そのエドワーズは今季のインタビューでヨキッチの止め方を尋ねられた際、「どう彼を止めるかは分からない。彼を守る必要はない。すごくハードだし、アンストッパブルだ。ナズ(リード)やルディ(ゴベア)、カイル(アンダーソン)に頼むつもりさ」と、チームとしてヨキッチ擁するナゲッツに対抗するイメージを語っていた。 ウルブズは“ストップ・ザ・ナゲッツ”の最右翼となるのか。エドワーズの活躍からも目が離せない。

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