ゴールデンステイト・ウォリアーズは、日本時間4月13日(現地12日)に本拠地チェイス・センターで行われたニューオーリンズ・ペリカンズ戦に109-114で敗れた。そのなかで、先発したドレイモンド・グリーンの珍記録が注目を集めている。 ウォリアーズは第1クォーターでリードを奪うも、第2クォーターに22-45と大差をつけられ、逆転されてしまう。後半は食らいついて盛り返したが、プレイイン・トーナメントに臨む順位を争う中で手痛い敗戦を喫した。 この日はステフィン・カリーが両チームトップの33得点、クレイ・トンプソンが19得点、アンドリュー・ウィギンズが18得点を挙げたなか、グリーンは36分間のプレイで0得点、12リバウンド、11アシスト、1スティール、1ブロックを記録。『StatMuse』によれば、シュート0本、フリースロー0本、10リバウンド、10アシストを記録した史上初の選手だという。 『NBC Sports Bay Area』のアンジェリーナ・マーティン記者は「あり得ないダブルダブル」と表現。一方で、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は「ドレイモンドがシュートを撃とうが撃つまいが気にしない。彼はほかのこと全てをやってくれる。今夜の彼は凄かった。ディフェンスは良く、競争心も激しかった。後半の選手たちの戦いぶりは素晴らしかった」と、得点に固執しないグリーンの貢献を高く評価した。 グリーンは今季、乱闘騒動による出場停止などでレギュラーシーズン55試合の出場にとどまっているが、平均8.6得点、7.2リバウンド、6.0アシスト、フィールドゴール成功率49.7%、3ポイント成功率39.5%の成績を残している。