現地時間6月10日、ニューヨーク・ニックスとのワークアウトを終えたデューク大学のR.J.バレットが「僕はここでプレーしたい。ニックスが僕を指名してくれることを願っているよ」と地元スポーツメディア、SNYに語った。 SNYによれば、バレットは他のチームとのミーティングには応じない姿勢だという。バレットは201cmのシューティングガードで、昨シーズンは22.6点、7.6リバウンド、4.3アシストの好成績を残した。大方の予想では、おそらくペリカンズが1位でバレットと同じデューク大学のザイオン・ウィリアムソンを、グリズリーズが2位でマレー州立大学のジャ・モラントを指名するだろうと言われており、バレットの希望が叶う可能性は極めて高い状況である。 近年成績が低迷しているニックスだが、大きなキャップスペースができる今オフは大型補強を敢行する可能性がある。カイリー・アービング、ケビン・デュラント、カワイ・レナードなどの大物フリーエージェントや、ペリカンズからの移籍を希望しているというアンソニー・デイビスなどのスター選手を獲得し、そこにルーキーのバレットや期待のデニス・スミス・ジュニアといった若手の台頭があれば、実に2012-13シーズン以来となるプレーオフ出場が見えてくる。 ダブドリ編集長:大柴壮平