オールスター前最新MVPレース…ヨキッチが1位、ギルジャス・アレクサンダーが2位をキープ

NBAの2023-24シーズンはオールスター前の全日程を消化。そのなかで、『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者が“MVP査定”を公開し、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)がトップの座をキープとなった。 ヨキッチは今季53試合に出場して平均26.1得点、12.0リバウンド、8.9アシスト、フィールドゴール成功率57.7%を記録している。同じセンターでライバルのジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)が怪我で離脱しており、MVPレースで優位に立つが、チームは2月15日(現地14日)のサクラメント・キングス戦で今季2度目の3連敗。ヨキッチも15得点(フィールドゴール6/17、3ポイント0/6、フリースロー3/4)、5リバウンド、8アシストに終わり、ダブルダブルを逃したのは今季9回目。ライト記者は「ヨキッチはこの休息が必要だった」と綴っている。 2位はスコアラーとしての地位を不動のものとしているシャイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)。爆発力は一級品でここまで平均31.1得点、5.5リバウンド、6.5アシストという成績を残しており、スティール数(115本)でリーグ1位、総得点でもトップのヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス/1662点)まであと13得点に迫っている。 平均30.8得点、11.2リバウンド、6.4アシスト、フィールドゴール成功率61.6%を記録しているヤニス・アデトクンボが3位をキープ。史上初のシーズン平均30得点、フィールドゴール成功率60%以上達成も現実味を増している。 4位はルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)で、ウェストの週間MVPに輝くなどリーグトップの平均34.2得点、8.8リバウンド、9.5アシストのハイパフォーマンス。 平均27.1得点、8.6リバウンド、4.8アシスト、2月14日(同13日)のブルックリン・ネッツ戦でキャリア25回目の40得点以上(41点)をマークしたジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)が5位で続いた。 そのほか、6位タイにカワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ/前回6位)とドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス/前回7位)、8位にドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ/前回9位)、9位にケビン・デュラント(フェニックス・サンズ/前回8位)、10位にアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ/前回10位)がランクインした。

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