「街が本当に優勝を望んでいることを分かっている」 ニックスのジュリアス・ランドルがニューヨークでのやりがいを語る

ジュリアス・ランドルがニューヨーク・ニックスに加入して5シーズン目となる。全米の注目を浴びる人気球団ながら1973年以降優勝から遠ざかっている状況を踏まえ、チームを背負う大黒柱としてニックスでの優勝を強く望んでいることを、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者とのインタビューで明かした。 「ニューヨークは間違いなく最もチャレンジングな場所だった。自分としては勝ちたいから、もっとチャレンジしていきたいと思っている。この街で優勝すること以外に成し遂げたいことなんてないし、街が本当に優勝を望んでいることを分かっているからね」 ランドル加入後、過去5シーズンのチームはアップダウンがあったものの、ランドルのニューヨークのファンへの謝意は不変だった。「ニューヨークに来てからチームは大きな進歩を遂げたと感じているけど、まだ仕事は終わっていない。この街が抱えている飢えた気持ちを感じ取り、自分も同じ飢えを持って、なんとか優勝をもたらしたい」と語っている。 序盤は足首の負傷もあって不安定なパフォーマンスを披露した試合もあったが、その後はすぐに復調。ここまで平均35.4分出場し22.9点、9.4リバウンド、4.9アシストと、オールスターレベルのスタッツを残している。 「悪い試合をすれば何を言われても仕方がない。ただ良い試合をすれば街全体が全力で応援してくれる」 バスケを知るファンが多いニューヨークという環境を誰よりも愛し、楽しむランドルがいる限り、ニックスの未来は明るいと言えそうだ。

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