昨季新人王パオロ・バンケロが2年目の進化に手応え「将来的にはオールディフェンシブチームを狙いたい」

オーランド・マジックは今季、ここまで11勝5敗でボストン・セルティックス(12勝4敗)に次ぐイースト2位の好成績を残している。その中心にいるのが、2年目の21歳パオロ・バンケロだ。 バンケロは名門デューク大から2022年のドラフト全体1位指名でNBA入り。ルーキーイヤーから主力を担うと、72試合に出場して平均20.0得点、6.9リバウンド、3.7アシストを記録して1位票98票を含む断トツの494ポイントで新人王を獲得した。今夏に行われたワールドカップでもアメリカ代表の一員として平均9.3得点、3.4リバウンド、1.6アシストを挙げた。 2年目の今季もここまで全15試合にスタメン出場してチームトップの平均19.4得点、6.4リバウンド、4.3アシスト、1.2スティール、フィールドゴール成功率47.7%、3ポイント成功率45.5%を記録。昨季のフィールドゴール成功率42.7%、3ポイント成功率29.8%から大幅アップを果たしている。 バンケロは『NBA.com』のスティーブ・アシュバーナー記者とのインタビューで、「なぜシューティングの精度が上がったのか」との問いに、「それはずっと僕の最優先事項だった。ルーキーイヤーで調子がいい時とスランプの時で何が違うのか考えた。一貫性を身につけるために、この夏にたくさん練習したと」と語っている。 また、課題とされてきた守備に関しても手ごたえを感じているようで、「夏の間、たくさんのビデオ(映像)を見た。自分のディフェンスには納得できない部分があった。もっと良くなる部分はたくさんある。コート上のどこにいるべきかポジショニングを含めてね。今、まさに(バスケッツトボールの)ゲームを勉強中だよ」と言及。「将来的にはオールディフェンシブチームを狙いたい。自分の可能性に制限をかける理由は見当たらない。僕にはそれを実現するためのスキルやインテリジェンスもある。今季成長できている実感はあるけど、まだまだ改善できる」と目標を掲げている。 マジックはNBAキャリア3年以内が11人、24歳以下が9人のメンバー構成とリーグで最も若いチームの1つながら、今季はミルウォーキー・バックス、デンバー・ナゲッツ、ボストン・セルティックスといった強豪にも勝利している。若きエースのバンケロを中心に、4年ぶりのプレイオフ進出を目指す。

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