今季は台湾のリーグでプレイしたドワイト・ハワードが、NBA復帰の意思を語った。『The Sacramento Observer』のインタビューで、「まだNBAから引退したつもりはない」と明かしている。 ハワードは台湾での生活を楽しむ様子をたびたびSNSにアップし、チームでのプレイを楽しんでいるが、長らく在籍したNBAでもう一花咲かせたいと考えているようだ。インタビューでは、「サクラメント・キングスのタイトル争いを助けたいと思っている。チームはすでに固まっているかもしれないが」と語った。 今季のキングスはプレイオフ1回戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れたものの、シーズンではウェスト3位の48勝を挙げる快進撃を見せた。この急成長ぶりについて驚いているか問われたハワードは、「そうでもない。マイク・ブラウンHCが好きなんだ。彼は素晴らしいコーチだと思う」と答えている。 また、キングス成功の要因として、選手たちがブラウンHCの指揮に従うことに同意していたことが大きいと分析。就任1年目から成功を収めたことで、ハワードは「経験を積んでいけばさらに成長し続けると思う」とさらなる飛躍に太鼓判を押している。 12月で38歳となるハワードだが、今季台湾では平均34.9分プレイし、23.2点、16.2リバウンドを記録するなど元気な姿を見せていた。キングス入りはサクラメントの記者へのリップサービスかもしれないが、今年のFAマーケットで控えセンターとして声をかけるチームが現れるかもしれない。