日本時間6月5日(現地4日)に行なわれたデンバー・ナゲッツとマイアミ・ヒートによるNBAファイナル2023第2戦を前に、アダム・シルバー・コミッショナーが『NBA TV』に出演した。番組の中でシルバーは、フランチャイズ拡大について言及している。 「現時点で具体的に何かを考えているわけではないが、リーグが成功して成長を続けるのであれば理にかなっていると思う。NBAのチームを所有することに関心を持つ都市がたくさんあることは間違いない」 シルバーとしては、NBAと選手会が今年4月に2023-2024シーズンから適用される7年間の新たな労使協定(Collective Bargaining Agreement/CBA)の合意に達したことで、次の大きな課題はメディアの権利交渉と位置付けている。その交渉が「恐らく来春から本格的に」始まるようなので、フランチャイズ拡大のアクションはそれが落ち着いてからになりそうだ。 ラスベガスやシアトルが候補という噂は以前から聞かれたが、実現するとなればまだ数年以上先の話になるだろう。