日本時間5月15日(現地14日)、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムがこの日行なわれたフィラデルフィア・76ersとのプレイオフ・カンファレンス準決勝第7戦で51点をマークした。チームも112-88で勝利し、マイアミ・ヒートとのカンファレンス決勝へ駒を進めている。 テイタムが挙げた51点は、プレイオフの第7戦における得点として史上最多。約2週間前にゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、サクラメント・キングスとのシリーズであげた50点という記録を塗り替えた。フィールドゴールを28本中17本を沈めたテイタムは、さらに13リバウンド、5アシストを記録。プレイオフで50点、10リバウンド、5アシスト以上を達成した史上5人目の選手にもなっている。 チームメイトのマーカス・スマートは「大作映画のようだ。ただ座って、ポップコーンを食べながら観るようなもの」と独特の表現で相棒の活躍を大絶賛。ホームのファンも「MVP」コールでテイタムの活躍を称えた。 第6戦では試合終盤までスランプに苦しんでいたテイタムは、「周囲が何を言おうとしているのか、プレッシャーのことは考えないようにしていた。とにかくゲームに集中し、楽しもうとした」 と振り返っている。 セルティックスは2シーズン連続、直近7シーズンで5度目のカンファレンス決勝進出となる。ヒートとのシリーズについてテイタムは、「非常に激しいシリーズになるだろう。楽しみにしている」と語った。