ボストン・セルティックスは現在、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)とのカンファレンス準決勝でシリーズ2勝1敗とリードしている。すでにイースト第1シードのミルウォーキー・バックスが敗退しており、セルティックスOBのケンドリック・パーキンスはリーグ優勝がノルマだと考えているようだ。 レギュラーシーズン57勝25敗でイーストの第2シードを獲得したセルティックス。6年目のテイタムが74試合に出場して自己ベストの平均30.1得点、8.8リバウンド、4.6アシストとキャリアベストのパフォーマンスを見せ、チームを力強く牽引している。 プレイオフ1回戦でアトランタ・ホークスをシリーズ4勝2敗で破ると、カンファレンス準決勝でもシクサーズ相手に2勝1敗とリード。仮にシリーズを勝ち抜けば、ニューヨーク・ニックスとマイアミ・ヒートの勝者とカンファレンス決勝で対戦することになる。 2008年にセルティックでリーグ優勝を経験している元NBA選手のパーキンスは『ESPN』の番組『First Take』で、古巣の通算18回目のタイトル獲得に期待を寄せている。 「ヤニス(アデトクンボ)とバックスがプレイオフにもういない以上、テイタムは(チャンピオンシップを勝ち獲れない)言い訳はできない。(シクサーズとの)このシリーズだけでなく。ポストシーズンを通して結果を残し続け、チャンピオンシップを地元に持ち帰る必要がある」 2021年にリーグを制したバックスは、プレイオフ1回戦で第8シードのヒートにシリーズ1勝4敗と足元をすくわれて今シーズンが終了している。昨季NBAファイナルまで勝ち進んだセルティックスは、再びタイトル獲得への挑戦権を手にできるだろうか。