日本時間4月20日(現地19日)、NBAはサクラメント・キングスのマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)が2022-23シーズンの最優秀コーチ賞に選出されたと発表した。100票ある1位票を全て獲得しての受賞はNBA史上初。ブラウンHCには、レッド・アワーバック・トロフィーが贈呈される。 キングスで同賞に輝いたのはフィル・ジョンソン(1974-75)、コットン・フィッツシモンズ(1978-79)に続き、フランチャイズ史上3人目。ブラウンHC個人としては、クリーブランド・キャバリアーズ在籍時の2008-09シーズンに受賞して以来2度目で、複数回の受賞はNBA史上11人目となる。 今季よりチームの指揮を執るブラウンHCの下、キングスはレギュラーシーズンにウェスタン・カンファレンス3位となる48勝34敗の戦績を記録。昨季から18勝上積みし、2006年以来のプレイオフ出場を果たした。 キングスは今季NBA歴代最高となるオフェンシブレーティング(118.6)をマーク。その他にもFG成功率はリーグ全体2位(49.4%)、平均アシスト数は3位(27.3)、3ポイント成功数は5位(1128)、3ポイント成功率は9位(37.3%)と、オフェンスにおける様々なスタッツで上位にランクしている。 ブラウンHCはNBAコーチ協会による2022-23シーズンの最優秀コーチにも選ばれている。 ■全世界から選ばれたスポーツライターとブロードキャスターによる同賞の投票結果は以下の通り。名前の横、左から1位票数、2位票数、3位票数、合計得点。1位票は5点、2位票は3点、3位票は1点が加算される。 1位:マイク・ブラウン(キングス)/100/0/0/500ポイント 2位:マーク・デイグノート(サンダー)/0/48/20/164ポイント 3位:ジョー・マズーラ(セルティックス)/0/18/23/77ポイント 4位:JB・ビッカースタッフ(キャバリアーズ)/0/13/13/52ポイント 5位:マイケル・マローン(ナゲッツ)/0/7/9/30ポイント 6位:マイク・ブーデンホルザー(バックス)/0/5/12/27ポイント 7位:ジャック・ボーン(ネッツ)/0/3/7/16ポイント -位:トム・シボドー(ニックス)/0/3/7/16ポイント 9位:ウィル・ハーディー(ジャズ)/0/1/4/7ポイント 10位:テイラー・ジェンキンス(グリズリーズ)/0/1/2/5ポイント 11位:ダービン・ハム(レイカーズ)/0/1/0/3ポイント 12位:ドック・リバース(76ers)/0/0/1/1ポイント -位:ウィリー・グリーン(ペリカンズ)/0/0/1/1ポイント -位:タロン・ルー(クリッパーズ)/0/0/1/1ポイント