次期ヘッドコーチを探しているクリーブランド・キャバリアーズの事情に詳しい人物がAP通信に話した内容によると、キャバリアーズは先日メンフィス・グリズリーズのヘッドコーチを退任したJB・ビッカースタッフ氏と面談したそうだ。 ビッカースタッフ氏は、現地4月30日にキャバリアーズと面談したと見られている。キャバリアーズは、この面談に関する正式なコメントを発表していない。ビッカースタッフ氏は、キャバリアーズが面談した3人目の候補だ。彼らは、これまでにダラス・マーベリックスのジャマヒ・モスレーAC(アシスタントコーチ)と、マイアミ・ヒートのジュワン・ハワードACとも面談している。 ビッカースタッフ氏は4月上旬にグリズリーズのヘッドコーチを解任された。今シーズン、12勝5敗と好スタートを切ったグリズリーズだったが、最終的には33勝49敗と大きく負け越してシーズンを終えた。この結果を受け、グリズリーズのクリス・ウォレスGM(ゼネラルマネージャー)は大きくチームの舵を切ることを決意したようだ。 NBAでのコーチ経験が豊富な40歳のビッカースタッフ氏は、解任されたデイビッド・フィズデール前HC(ヘッドコーチ)に代わって2017年11月にグリズリーズの暫定ヘッドコーチに就任した。 今シーズン、19勝63敗に終わったキャバリアーズはラリー・ドリューHCをシーズン終了後に解任した。彼らは、シーズン開幕から6試合が過ぎたところでタロン・ルー前HCを電撃解雇している。