MVPレースは平均トリプルダブル級のヨキッチが首位キープ、“得点王”エンビードが2位へ浮上

NBAの2022-23シーズンは各チームが50試合前後を消化し、オールスターブレイクが近づいてきた。そのなかで、『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者が“MVP査定”の最新版を公開。ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲツツ)がトップの座をキープしている。 1位をキープしたヨキッチは、今季ここまで42試合に出場してリーグ16位タイの平均25.1得点、同6位の11.0リバウンド、同2位タイの9.9アシストとシーズン平均トリプルダブル目前の成績を記録。左ハムストリングの張りで直近4試合中3試合を欠場しているが、日本時間1月25日(現地24日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦では25得点、11リバウンド、10アシストでリーグトップを独走する今季15回目となるトリプルダブルを達成した。 2位はジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)が前回からワンランクアップ。1月26日(同25日)に元同僚ベン・シモンズが在籍するブルックリン・ネッツ相手に26得点、10リバウンドの活躍を見せた。平均得点でリーグトップ(33.4得点)を走っており、6連勝中のチームを支える。 ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)が2位から3位へ後退。個人としての調子は決して悪くないが、チームは1月24日(同23日)のオーランド・マジック戦から3連敗を喫し、「軌道修正して勝利しないといけない。まだリーグ最高勝率を維持しているし、素晴らしいシーズンを過ごしている。9連勝しても大喜びしてはいけない。3連敗した時は、自分たちを甘やかしてはいけない」と語っている。 4位は5位から浮上のヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)だ。左膝の痛みで5試合を欠場して復帰し、今季の成績はリーグ4位の平均31.0得点、同2位の12.0リバウンド、5.3アシスト、フィールドゴール成功率52.6%をマーク。平均30得点、10リバウンド、5アシスト、フィールドゴール成功率50%以上を記録したのは過去にわずか3人で、1972-73シーズンにカリーム・アブドゥル・ジャバーが達成して以降は誕生していない。 ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)が4位から5位へランクダウン。チームは直近10試合で7敗と失速し、ドンチッチも1月27日(同26日)のフェニックス・サンズ戦で開始早々に左足首を負傷して交代した。ドンチッチ不在の試合は今季5戦全敗となっており、状態が懸念される。 そのほか、6位にケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ/前回7位)、7位にジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ/前回6位)、8位にジェームズ・ハーデン(フィラデルフィア・76ers/前回ランク外)、9位にドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス/前回ランク外)、10位にジュリアス・ランドル(ニューヨーク・ニックス/前回9位)がランクインした。

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