ワシントン・ウィザーズが八村塁のトレードに関する交渉を始めたと、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者とジョシュ・ロビンス記者が報じている。 八村は今季終了後に制限付きFA(フリーエージェント)となる。しかしチームにはカイル・クーズマ、クリスタプス・ポルジンギス、デニ・アブディヤとフォワードの人材が多い。とりわけ今季終了後にプレイヤーオプションを有するクーズマとの再契約を希望しているとされており、八村をあきらめることで好条件を提示する余裕が生まれる。 なお、八村にはウェストの複数のチームが興味を示しているという。 2019年のNBAドラフト、1巡目全体9位でウィザーズから指名を受けた八村は、チーム在籍4シーズン目となる。今季は28試合に出場して平均12.9点、4.4リバウンド、1.2アシスト、自己最高のFG成功率49.2%をマークしている。 2022-23シーズンのトレードデッドラインは、2月10日(現地9日)となっている。それまでに八村は別のチームのユニフォームに身を包むこととなるのだろうか。