フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)のジェームズ・ハーデンは、今季終了後にプレイヤーオプションとなる。無制限FA(フリーエージェント)で古巣ヒューストン・ロケッツに復帰する可能性もゼロではないようだ。 2009年のNBA入り後、オクラホマシティ・サンダー、ロケッツ、ブルックリン・ネッツ、シクサーズとプレイしてきたハーデン。移籍2年目の今季は右足の靭帯を痛めて約1か月の離脱があったが、(33試合中)19試合に出場して平均22.0得点、6.5リバウンド、11.2アシスト、1.5スティールという成績を残している。 今年7月に2年総額6860万ドル(約92億円)で再契約を結んだ33歳のハーデンは、シーズン終了後に3560万ドル(約47億7000万円)のプレイヤーオプションとなる。『ESPN』のザック・ロウ記者とティム・マクマホン記者が、ロウ記者のポッドキャスト『THE LOWE POST』でハーデンの去就について議論。「ロケッツはハーデンの再獲得に関心があるか?」とのテーマにマクマホン記者は「不可能だとは言わない」と答え、ロウ記者も「ロケッツは100%検討するだろう」と同意した。 また、ロウ記者は「彼は1年+(オプション)1年の契約を結び続けたいという噂がある」と明かしており、ハーデンはオプション付きの短期契約を理想としているようだ。