日本時間12月19日(現地18日)、デンバー・ナゲッツの二コラ・ヨキッチがこの日のシャーロット・ホーネッツ戦でキャリアハイの27リバウンドを記録した。さらに40点、10アシストを同時にマークしており、今季5度目、通算81度目のトリプルダブルも達成している。 NBA史上で40点、27リバウンド、10アシスト以上をマークしたことがあるのは、ヨキッチ以外ではウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)しかいない。ちなみにチェンバレンは4度クリアしており、最後に達成した1968年3月19日(同18日)の試合では、53点、32リバウンド、14アシストを記録していた。 これだけのスタッツを残したヨキッチだが、試合後には「たまたま」と振り返っている。 「正直、自分がリバウンドを奪える位置にいただけだと思う。ボールを奪おうと追っていたわけでもないし。たまたまさ。毎晩これくらいの数字が記録できるといいね」 なお、“40-27-10”には及ばなかったものの、2018年にはデマーカス・カズンズが44点、23リバウンド、10アシストというスタッツを残している。また、“40-25-10”とリバウンド数の基準を下げると、エルジン・ベイラー(元ロサンゼルス・レイカーズ)も達成している。 119-115で勝利し18勝11敗としたナゲッツは21日(同20日)にホームでメンフィス・グリズリーズと、7勝23敗となったホーネッツは20日(同19日)に敵地でサクラメント・キングスと対戦する。