ウルブズ、ニックス、ホーネッツの3チーム間でトレードが成立

日本時間10月3日(現地2日)、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ニューヨーク・ニックス、シャーロット・ホーネッツの3チームの間でトレードが成立した。トレードの詳細は以下の通り。 ■ニックス獲得 カール・アンソニー・タウンズ(←ウルブズ) ジェームズ・ナジの交渉権(←ホーネッツ) ■ウルブズ獲得 ジュリアス・ランドル(←ニックス) ドンテ・ディビンチェンゾ(←ニックス) ケイタ・ベイツ・ジョップ(←ニックス) 将来の1巡目位指名権(←ニックス/ピストンズ経由) ■ホーネッツ獲得 チャーリー・ブラウンJr.(←ニックス) ダクワン・ジェフリーズ(←ニックス) デュアン・ワシントンJr.(←ニックス) 将来のドラフト2巡目指名権2つ(←ニックス) 2025年のドラフト2巡目指名権(←ウルブズ) 現金 ウルブズのクリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)はタウンズについて、「私がこれまで指導してきた中で最もスキルの高い選手の一人であることは間違いない。昨季のプレイオフで多くの素晴らしいことをやってのけたように、信じられない才能を持った選手だ。彼がフロアの両エンドで貢献しなければ、昨季の結果は残せなかった。本当にいい人間で、コミュニティにとっても大きな存在だった。だから辛いよ。移籍では人間的な面について周囲は考慮しないけど、いざそれが起こると、我々は真っ先にそれが頭に浮かぶんだ」と、タウンズとの別れを悲しんだ。 一方ニックスのレオン・ローズ球団社長はタウンズについて、「彼はプレイメイキング、シュート、リバウンド、ディフェンスの力を備えており、そのサイズと相まってこのリーグでは稀有なレベルで戦うことができる」と声明の中で述べている。 チームがトレードを正式に発表後、タウンズは自身のSNSを通してミネソタのファンに感謝と別れの挨拶を伝えた。 「9年前、僕は夢を抱いてミネソタにやってきた。この地が僕の故郷になり、この地の人々が僕の家族になるなんて思わなかった。あなたたちの愛、サポート、そして揺るぎない忠誠心は、僕の旅に燃料を与え、最高のプレイヤーになるよう僕を鼓舞してくれた。数え切れないほどのチャンスと経験を与えてくれたチームメイト、コーチ、そしてティンバーウルブズの全組織に感謝する。これまで築いてきた友情と、共に戦ってきた戦いを大切にする」 なお、一部メディアでは今回のトレードがタウンズの高額契約に伴うウルブズの財政面での判断によるものとの報道があったが、フィンチHCは否定。「我々のオーナーは、このチームが高い競争力を持つために多額のタックスを払うことを約束した。それは変わっていない」と語っている。

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