7月にトレードでインディアナ・ペイサーズからボストン・セルティックスにやって来たマルコム・ブログドンが、マーカス・スマートのリーダーシップを絶賛している。入団以来、コート内外でその姿を目にしてきたブログドンの言葉を『NBC Sports Boston』が伝えている。 「彼は素晴らしい男で、常に気迫があり、前向きだ。常に仲間にも責任を持たせるように動いている」 とコメント。さらに、「彼はリーダーで、セルティックスのようなチームが求めるタイプのポイントガード。彼と一緒にプレイができるのは素晴らしいことだ」とも述べている。 スマートは昨季、1996年のゲイリー・ペイトン(当時シアトル・スーパーソニックス)以来となるガードの選手として最優秀守備選手賞に輝くなど、リーグ随一のディフェンダーとして名を馳せている。そして昨季はキャリアハイの平均5.9アシストをマークするなど、オフェンスでの存在感も増している。攻守でチームを支える司令塔だからこそ、リーダーシップにも説得力が増すのだろう。 無論、ブログドンもボールハンドラー、そしてペリメーターのディフェンダーとしてチームに貢献できる力を有している。スマートとブログドンのバックコートが本格的に機能すれば、2年連続となるNBAファイナル進出の可能性は一層高まるはずだ。