2022ー23シーズンでさらなる飛躍が期待できる選手の1人が、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズだ。キャリア2年目の昨季は、72試合に出場して平均21.3点、4.8リバウンド、3.8アシスト、1.5スティールを記録。チームもカール・アンソニー・タウンズ、ディアンジェロ・ラッセル、そして新加入のルディ・ゴベアと実力者が揃い、チームとしても期待が高まっている。 そうした状況もありエドワーズも来季向けて自信を深めているようだ。『Complex』のインタビューで、大きな目標を掲げていると明かしている。 「オールスターのスターターになりたいんだ。平均スタッツを向上させたい。そしてより多くの試合に勝って、プレイオフでも上位まで勝ち進みたいんだ」 オールスターの先発はファンや現役選手、メディアの投票で決まる。ウェストはステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、二コラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)らが人気で、彼らに票が集まる傾向にある。ガードにカテゴライズされるエドワーズは、昨季先発したジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、クレイ・トンプソン(ウォリアーズ)、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)らを上回る必要がある。 決して容易なことではないが、だからこそエドワーズもやりがいのある挑戦と捉えているのだろう。「シーズンが終わった後には、ベストプレイヤーの議論のなかに自分もいるはず」と言い切る。進境著しい21歳は、トップスターの仲間入りを果たせるか。