デトロイト・ピストンズに契約をバイアウトされる可能性が報じられているケンバ・ウォーカーが、古巣であるシャーロット・ホーネッツに戻るかもしれない。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。 ウォーカーは2011年のNBA入りから2018-19シーズンまでホーネッツに在籍(入団当時のチーム名はボブキャッツ)。その後ボストン・セルティックス、ニューヨーク・ニックスと移籍を繰り返し、今オフはピストンズへトレードされていた。近年は苦しいシーズンが続いており、慣れ親しんだ地で再起を図れれば本人にとってもプラスだろう。 ホーネッツは、ラメロ・ボール、テリー・ロジアーを支えるベテランPGの補強が狙いだ。また、長年チームを支えた功労者を迎え入れれば、シャーロットのファンも歓迎するだろう。もしウォーカーがバイアウトとなれば、ホーネッツは安価で獲得できる可能性が高いのも利点である。 一方でホーネッツは、昨季も在籍したアイザイア・トーマスも獲得の候補に挙がっているという。双方様々な思惑があるなか、ウォーカーとホーネッツが再びタッグを組む時は来るだろうか。