ラッセル・ウェストブルックが長年の代理人と契約解消 「和解できないすれ違い」が決断の理由に

ロサンゼルス・レイカーズのラッセル・ウェストブルックは、ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントと並び、去就で世間を騒がせているスーパースターの1人だ。そのなかで、日本時間7月16日(現地15日)に長年代理人を務めてきた「ワッサーマン」のサド・フーチャー氏と契約解消したという。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えた。 昨季ウェスタン・カンファレンス11位(33勝49敗)に終わり、プレイオフ進出を逃したレイカーズにおいて、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2枚看板が怪我で長期離脱したことも痛かったが、やはり懸念されたウェストブルックがスター軍団にアジャストしきれなかったのは大きく響いた。 ダービン・ハム新HC(ヘッドコーチ)を迎えて新たなスタートを切るなか、ウェストブルックの去就は注目の的だ。退団説も根強いが、指揮官は「ロスターに載っている全員を愛している」と語り、構想に入っていることを強調している。 そういったなかで、ウェストブルックと代理人のフーチャー氏は「和解できないすれ違い」でエージェントと顧客の関係を解消したという。 フーチャー氏は、「トレード後にバイアウト(契約買い取り)はラッセルの価値を下げるだけ。ベストの選択肢はレイカーズにとどまり、ダービン・ハム(HC)が与える最初の役割とサポートを受け入れることだ。ラッセルは殿堂入りに値するプレイヤー。引退するまで彼はそれを証明していくだろう」とコメントし、新シーズン以降の身の振り方で見解の相違があった様子。「ラッセルと彼の家族がベストの道を進んでいくことを願っている」と、長年ともに過ごしたウェストブルックの健闘を祈るメッセージを残している。 『ロサンゼルス・タイムズ』のダン・ウォイケ記者とブロドリック・ターナー記者は、ウェストブルックはレイカーズにトレードを要求したことは一度もないとレポートしている。過去3シーズン、すべて所属チームが変わっているウェストブルックだが、果たして代理人との離別が今後にどのように影響するのか、注目が集まる。

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